起業家の後方支援「出張専門プロフィールカメラマン」よしだひろふみの公式ブログ

こちらでは、写真や日常的なことに対して本音を書いたブログです。

このままでは衰退する! YOSAKOIソーラン祭りは「なぜ地元に密着しないのか?」

先日、第27回YOSAKOIソーランが開催された。

しかしながら、
ここまで「地元に密着しないお祭り」はそうそうないかと。
私も数年間、
YOSAKOIソーランのチームに所属しスタッフやっていたが、
いろいろ私なりに感じたことを。

 

・10秒で読める簡単な経緯

高知のよさこい祭りを見た、
長谷川岳さん(今は国会議員)が、北海道にも広めようということで始めたのが発端。

立ち上げ当初は大変良かったが、
商工会議所が関わりだし、
規模が急激に大きくなってから、一気に商業主義的と変わった。

 

・地方発展とかけ離れたやり方

コンテストによる「実力至上主義的なやり方」も問題だが、
それを顕著にさせたのは、参加チーム数が肥大化し、
一時期「40名以下のチームは出場させない」とか、審査対象外という扱い。
(例外として1市町村1チームという許可はあったが、審査は対象外)
*今はU-40枠があるが、当時は本当に差別的な扱い

これで一気に、ドン引きしたと言ってもおかしくない。

 

・2000年(第9回)の爆破事件と2008年(第17回)の爆破予告ハガキ

YOSAKOIソーランの開催中、大通公園の爆破事件もあった。
また2008年の第17回では、爆破予告ハガキがSTVラジオに届いたそうである。

一般的に「祭り」と言われ、世間から認められているなら
そもそも、こういう事件自体発生することはあり得ない。
明らかな反対勢力である。(やり方は社会正義に反しているが)

しかし、この事件が「商業主義に走った」ツケと言わざるを得ない。

 

・「主催含むスタッフ」「チーム」「観客」の壁

実際にチームスタッフとして関わった感じたのは、これらの壁。
本来祭りというなら、
「主催・スタッフ」「チーム」「観客」は、
それぞれが目的に向かって一体化になって楽しんで盛り上げるはず。

しかしながら、私が感じたのは、それぞれに壁ができていて、
一体化ではなく縦割りになっていて、
全員方向性が違うという印象を感じた。

・「主催者」は、桟敷席やステージ席の販売に必死
・「チーム」は、ファイナルコンテストに出場や入賞するのが目標
・「観客」は、知名度の高いチームや地元チームだけを見に行き、それ以外に関心は少ない
・「地元民」は、騒音などで迷惑と思っている人が根強く一定数存在する

これでは、本来楽しむという祭りの本質から離れている気がしてならないし、
それぞれが違うベクトルを向いているので、一体化というのは遠い話。

 

今は、根本解決したという話は耳にしないが、
総踊り系のものを入れたりと、小さく改善しているように感じる。
しかしながら、まだ問題が根強く、市民から認知された祭りとは言えない。

とはいえ、
高知から始まり、札幌のYOSAKOIソーラン祭りと広がったおかげで、
他の都市にもYOSAKOI関係の祭りが開催されているという意味では
このお祭りは大きな貢献をしたのかと思う。
同時に、各市町村でもイベントとしてチームが参加し演舞したりしているので。

 

・もし「長く続けたい」のであるならという提案

一度ゼロベースから
YOSAKOIソーラン祭りを作り直すという選択を考えるべき。

根本である、祭りの「理念」「ビジョン」を作ってから、「目標」を作る。
これができたら、「計画化」して、業務を進める。

このままではYOSAKOIソーラン祭りも長く続かないどころか、
衰退し、黒歴史で終わる可能性も残っている。
しかし、逆に北海道に残る祭りになる可能性も十分ある。

冬は雪まつり、夏はYOSAKOIソーランと完全に根付いて欲しいのが私の本音なので。