起業家の後方支援「プロフィールカメラマン」「電子書籍著者」よしだひろふみのブログ

こちらでは、写真や日常的なことに対して本音を書いている辛口ブログとなっております。

交通事故で被害にあったら「相手保険会社のいいなり」に従わないこと!

交通事故で被害にあったら、
「相手任意保険会社のいいなり」に応じないこと!

 

これは、交通事故(被害者)に遭った時の鉄則である。

 

私が先に言いたいのは、この事故の内容に限らず、
「筋の通った、真っ当な調査や対応して話し合い」をしたら、基本了解する。
なので、いわゆる
「当たり屋」や「◎ンピラ」みたいなやり方は一切しないし、する気もない。
シンプルに医師と相談し対応しただけである。

 

しかしながら、
「筋の通らない、ルール無視で会社都合を一方的に押し付けてくるやり方」
だと疑問を抱くし、こっちも徹底的に容赦なく対応するスタンスである。
過去に某大手携帯電話会社S社とも徹底的に行なったので。

 

昨年の夏、都内で小さいながらも
交通事故(停車中だったので100%相手過失)にあったが、
その時の加害者側が入っていた
保険会社(東京海◎日動 当時の担当支社と担当者名だけは伏せる)の対応があまりにもひどかった。
大きくは次のような内容だった。

・事故直後の通院について「とある医療機関以外に行ってくれ」という指示
・事前に「ダブル通院の可能性がある」と言ったにも関わらず、保険会社に整骨院とダブル通院を申し出たら、態度が悪かった
・2ヶ月経って、通院継続(医師了承済)すると言ったら「健康保険でやってくれ」と言われた
・医療機関に、私の名前を勝手に使って調査された

 

具体的には

・事故直後の通院について「ある医療機関以外に行ってくれ」という指示

これはストレートに言われたが、結局ある医療機関はたまたま休診だった。
そのため違う病院で通院となった。
同時に医師から、整骨院とダブル通院の了解をもらった。
*ある医療機関というのは、実名で言われた

 

・事前にダブル通院の可能性があると言ったにも関わらず、保険会社に整骨院とダブル通院を申し出たら、態度が悪かった

その後、保険会社にその旨申し出たら
「軽いでしょ!?」「なんでダブル通院なの?」という雰囲気で態度悪く言われた。
「医師の許可を得た」のと、「事前にお話ししました」と言ったら、
しぶしぶ受諾した雰囲気であった。

 

・事故から2ヶ月経って、様子見の電話があり、
通院継続(医師了承済)すると言ったら「健康保険でやってくれ」と言われた

医療機関の医師と相談し、通院継続という診断を頂いたにも関わらず、
保険会社から「健康保険で通院してくれ」という返答。
これについては、第三者行為の絡みが発生し、
自己負担発生など被害者側がかなり面倒になるのを知っていたため、却下。
(*私は昔共済組合勤めで健康保険のことを知っているから言えた反論)

 

・医療機関に、私の名前を勝手に使って調査された

保険会社から医療機関に診療状況の調査をしたそうである。
医療情報の提供自体は、同意書で行なっているので問題はない。

しかし、やり方がひどく
「被害者の方から急いでと申し出があった」という言い方で調査していた。
(医療機関の担当者の情報)

私は一切「急いでと言った覚えはない」し、そんな依頼書面も作ってない。
要は勝手に名前を使われたのである。
これ、書面でそういう証拠があったら犯罪行為です。

 

こんなひどい対応があったので、あらゆる対処をした。
もちろん相談を行う際は、事実を述べることが重要。
ここで内容を大げさに盛って話したりすると、
相手保険会社にも通報内容が入るため、逆に立場が不利になるということをご注意あれ。

 

第一段階

・東京都の事故相談に電話相談
・保険会社のお客様センターに通報

上記2つ行なったものの、結局仲介しないからという事情も含み、
保険会社の担当者は一切反省どころか改善の色なし。
それどころか、ひたすら「居直り状態」で強気の姿勢だった。
担当を変えて欲しいという話もしたが、一切上司とつなげる気もなく、一方的に却下。

 

話し合いが決裂したので、次の段階

・「そんぽADRセンター」に苦情電話

今までの状況を「事実に基づいて」説明。
これによって、やっと保険会社も対応が変わり、担当者も上長が対応。
一気に大人しくなった。

これで解決しないなら、
「そんぽADRセンター」に随時連絡するという警告と
最終段階として「弁護士による示談」も辞さない態度だったが、
その後は真っ当な確認調査、対応されたので、そのまま示談して終了した。

ちなみに弁護士による示談が入ったら、
「保険会社はもっと大変になるんだ」ということくらい知ろうよ・・・

 

 

「自賠責保険(共済)」と「第三者行為」の簡単な補足

・「自賠責保険(共済)」について

強制加入で、何かあった時の保険金は、
協定により損害保険会社それぞれが分担して保険金を出している。
(保険の掛金も同様で任意保険会社の単独運用ではない)
事故があっても、1社が全額払うという訳ではないし、
損保会社自身が懐を痛めるというわけでもない。

 

・「第三者行為」について

交通事故について
健康保険証での治療は「基本保険診療対象外」となる。
しかし、
保険会社は「相手の無知につけこんで言ってくる」ので注意が必要。

もしここで保険会社の言われた通りに「健康保険証を使った場合」は次の通りとなる。

・被保険者が一定割合(3割)負担し、相手当事者(加害者)に請求する
請求しなかったら3割はそのまま自己負担。
・残り7割は、健康保険発行元(協会けんぽ、共済組合など)から、相手当事者(加害者)に請求をする
・基本書類の準備がかなり面倒

という仕組みである。

ところが、加害者が請求に応じない場合は、
被保険者に請求されてしまい、完全自己負担というケースも起こる。
(要は「泣き寝入りしろ」という意味で捉えてもおかしくないケース)
*交通事故の場合、多くは「相手当事者(加害者)=保険会社」となる
*いわゆる第三者の行為による負傷が「第三者行為」となるので、ケンカなども対象となる

 

最後に

事故があった時は「しっかりと治すことが基本」である。

よく「示談後に状態悪化」という話を耳にするが、
まずは最大限治し、以降の活動に「影響を最小限に止めること」が必須である。
中途半端な治療は後々面倒なことになるので、そこは気をつけるべし。
示談後の通院は、完全自己負担となるので。

もし、保険会社の対応があまりにもひどかった場合は、
「そんぽADRセンター」に通報して仲介してもらうことを勧める。

当然であるが、被害者が「泣きっ面に蜂」になる理由は
どこにも存在しないので。