今日は東日本大震災から8年。
発生時刻は2011年3月11日14時46分である。
この記事も、あえて14時46分にアップした。
昨年9月に大船渡へ向かう途中に撮影した写真をアップする。
(カラー撮影したが、白黒でデータ化)




これらが、昨年9月下旬現在の現状である。
復興と言われると、徐々に進んでいるとは言えても、
完全復興までは、まだまだだと私は思う。
当時、仕事中でラジオで情報を知った。
このとき、東京都内はどうだったのか?
・電車全線、運転見合わせ
深夜に復旧した路線もあるが、ほぼ終夜運転状態。JRは終日運休。
・首都高、高速道路は全線通行止
これによって、一般道は高速道路の車と合流し交通マヒ
10kmの距離ですら、数時間かかった。
また、停電もあったことで、信号機が止まっていた箇所もあった。
・帰る人がごった返した
聞いた話によると、自転車が真っ先に売れ、次にスニーカーだったそうである。
・コンビニは売り切れラッシュ
特に飲料、食料類は著しかった。
・ラジオ、テレビは完全報道体制
以降の番組全部放送中止、災害体制突入。
大きく言うとこんな感じ。
辛口だが、はっきり言えるのは、
もし今、同じ規模の震災があったらどうなるか?
「間違いなく、100%同じことを繰り返す」
そう言い切っていい。
なぜなら、災害についての意識感が国民レベルで低いから。
備えはもちろんだが、自動車のリスク、電車のリスクというのがある。
あまりにも便利になった反面、
逆にこれに国民が溺れてしまっているというのが今の現実。
(もちろん、書いている私も含む)
まず、できることは「少しでもいいから歩こう」。
運動になるからというメリットもあるが、何かがあった際、必ず役立つ日が来る。
「歩けない!」という泣き言は、災害時では通用しないという意識を持つこと。
政府での防災対策というのは、私は真の意味での必要最低限と捉えている。
なので「完全政府頼りにするというのは間違い」である。
あなたが必要だと思う「プラスアルファの部分」は、それぞれが考え補う必要がある。
いろんな事情に合わせて。
震災から8年。改めて感じたことを書いた。