起業家の後方支援「出張専門プロフィールカメラマン」よしだひろふみの公式ブログ

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京都アニメーションの放火殺人事件に思う「ガソリン火災」 事前訓練がないと回避不能である!

京都アニメーションの放火殺人事件、
被害に遭われた皆さんのご冥福、お見舞いを申し上げます。

 

本題に入って、
今回の放火殺人事件について、使ったのはガソリンであるが、
はっきり言うと、
今回のガソリン火災は、事前訓練がないと回避は難しい。

 

理由はシンプル

「ガソリンは揮発性が高く、一般的な施設では扱わない」
からである。

当然ながら、ガソリン、航空燃料を多く扱う施設は別である。
(ガソリンスタンド、空港(飛行場)、貯油所など)

 

航空燃料類が一番高い揮発性を持っているが、その次にガソリンである。
とはいえ、航空燃料は入手自体難しいし、限定されるので、
以降はガソリンだけに絞る。

 

消火手段として代表的なのは、
ガソリン火災に対応している「粉末消火器」になるが、
揮発性がとても高いので、ちょっとの静電気でも「爆発リスクが高い」のである。

タンクローリーでガソリンをスタンドなどに入れる際は、
アース(静電気)対策含め、慎重を要する。

また、一般的な建物では
大容量の粉末消火器を用意するというのは現実的に少ない。
(もちろん、消防法に基づいた基準以上の設置であるが・・・)

スプリンクラーも「単なる水の場合」だと
ガソリン火災に対しては逆効果で被害拡大の可能性が高い。

 

結局、

ガソリン火災に対して消火設備があっても、
【即動の消火体制ができない限り困難】である。

要は「相応の事前訓練が必要」である。

よくある避難訓練も一般的な火災を前提にしているが、
「ガソリン火災のような爆発」を想定してやっているところは、まず少ない。

ガソリン自体保有している訳でもないから。

 

そのため、おそらく、
ガソリン火災で爆発があった時点で
「多くの人は消火活動の前に逃げる」可能性が高い。

むしろ、一発手遅れという可能性も十分ある。

 

あと、この問題についてもう一つ挙げるなら、
「ガソリンスタンドで簡単に手に入る」のも一因かと思う。

いまは、携行缶でのガソリンは断るところが増えた。

しかし、有人スタンドだと確認可能だが、
セルフスタンドだと、簡単に携行缶に入れることができる。
無人で完全オートだったら尚更である。

なので、燃料元請け会社が相応の方針を作って、
ガソリンスタンドに徹底させない限り根本解決は進まないであろう。

 

今後の消防庁の動きが気になるところだが、
今できることは、
ガソリンの携行缶購入を制限することだけになるのではないかと思われる。

 

こういう被害は二度と起こってほしくない。そう感じる。

 

以上

 

【追記 19.7.22 08:10】

情報が入り、セルフスタンドでは、必ず監視しているとのことです。

 

調べたところ、大きくは、
携行缶に直接お客様がガソリンを入れるケースは消防法違反になります。
お客様が危険物取扱資格持っていても違反になるようです。
なので、スタンドの方が直接入れるように対応する以外なさそうです。

参考URL(JAFのサイトより)

セルフスタンドでの給油の注意点について|トラブル|JAFクルマ何でも質問箱

しかしながら、
現状および今後については携行缶のガソリン補給はより困難になるでしょう。